兄結婚式、福岡への旅2日目

a2c_sato2005-10-30

 朝起きたのち、ホテルをチェックアウトして天神地区をサラリと回遊。
 福岡という街は、Qたろうにとって印象深い街なのです。なぜなら生まれた初めて見た「都会」だったから。
 福岡を訪れたのは大学受験の時。福岡の私大を受験、京都の私大の地方試験も受験しました。
 このとき生まれて初めて地下鉄に乗り、駅の自動改札にびっくりし、体育館くらいの広さもあろう書店にキモを抜かれ、できたばかりの福岡ドームの広さに驚き、ビジネスホテルに泊まり、一週間と今思えば短い時間だけれども、当時人生でいちばん長い一人旅を経験した、印象深い街なのだ。
 この街は、Qたろうの人生の芽を生やしてくれた街のような気がするのです。
 東京に比べれば緑はまだ残っており、人もけばけばしくない。ブランド店もたくさんできているし、ホークスのような地元密着の強い球団のおかげで一体感も強い。
 そーんな福岡、天神地区も岩田屋が本館から撤退、マツヤレディスもユニクロに売却、鉄道未通エリアであった福岡市南西部と天神をむすぶ地下鉄七隈線も開業。街も人も変わっていくもんだ。

 ちょうど先月に、福岡に異動になった大学時代の友人と合流、そこに岡山で勤める別の友人も来福、そしてその男がつれてきた彼女さんと4人で、二週間前にできたばかりの九州国立博物館へ。
http://www.kyuhaku.com/pr/
 福岡市内からおよそ30分、学問の神様として知られる太宰府天満宮のそばにあります。
 ちょいと天満宮をお参りして、開館記念特別展「美の国日本」展を見に。人多かったぁ。
 ここでは、福岡で発掘された「漢倭奴国王」金印と、朝鮮半島で発掘された、同時期に発掘された類似の金印、そして中国で発掘された金印、三つが揃って展示されているのです。この金印が三つ揃ったのは、歴史上はじめてなんだって!
 教科書で見たことあるのはあと「唐獅子屏風図」とかかな。
 常設展も見ようとしたけど、あまりに展示品が多く、すべて見ることができませんでしたよ。

 そのあとゴハンを食べて、空港で下ろしてもらい、東京への帰路につきました。
 まだまだ九州について知らないことがたくさんあるよ。長生きせな。