ホクホクの里芋と牛肉が日本を救う(何のこっちゃ)

 今日は多摩川の河原で、山形出身のゴスペル仲間のお誘いで「芋煮」をしました。
 
 オイラも知らなかったんだけど、芋煮って何?という方に説明すると、里芋・牛肉・こんにゃく・ねぎをしょうゆベースで煮込む、山形の郷土料理なのだ。
 山形では年中行事になっており、秋といえば毎週週末は河原で芋煮を堪能するらしい。
 テレビでも毎年これはニュースになるよね。
 http://www.y-yeg.jp/imoni/
 牛肉1.2トンって・・・牛1匹まるごと入れた方がいいんじゃない?!

 多摩川は他にもバーベキュー客でいっぱい!
 秋晴れのさわやかな天気だったんで、ホフホフと芋煮をほおばり、おいしさもひとしおでした。
 そして、下手っぴギターで歌ったり昼寝したりと、優雅な日曜日〜。

 
 ちなみにその山形の人間に「何で芋煮は河原でやるの?森や公園でやっちゃダメなの?」と訊いたところ、「芋煮は河原なの!森でやったら山火事になっちゃうじゃないか!」って。薪拾い放題なのに。てっかバーベキューは森でもやってんじゃん。
 それから「何で秋にするの?春とか夏でもいいじゃん」って訊くと、「里芋は秋!季節の野菜はその季節の食べるのものを食べるの!」とのこと。じゃあ牛は・・・

 とまぁ揚げ足取りのQたろうなワケですが(←わかってんならやめろよ!)、やはり地方の郷土愛には勝てませんね。
 教科書で「愛国心」を入れるだ入れないだのニュースで騒いでいますが、まずはもっと小さな単位での「郷土愛」の方が大切なのでは、と思ってしまうのです。こんなおいしい料理が日本各地にあるんなら、まだまだ「郷土愛」は捨てたもんじゃないよ。 

 あ、本の話?いちおう日曜ってことで朝日新聞日経新聞の書評を見たけど、イマイチ引っかかる本はなかったなぁ。
 いちおう芋煮の本も探したんだけどね、なかったわ、やっぱ。